2012-07

※注意書き※

このブログはオティークが好き勝手にいろいろなことを書いていくブログです。 ブログ内には鬱っぽかったりわがままでイライラする内容がてんこ盛りです。 タイトルとカテゴリに小説と入っているものは夢小説なのでご注意ください。 著作権はオティークにあります。夢小説は大変痛々しい内容となっております。 カテゴリ「小説」「読書」「ゲーム」「DVD」はもろネタバレです。ご注意ください。 読んだ上での苦情は受け付けません。しかし誤字脱字等の指摘は歓迎いたします。 注意書きはオティークの判断で加筆修正される場合があります。 2012.2.09

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※ずっと積んであった。

今更感が半端ない。


『告白』

湊かなえ 著
双葉文庫
約300p


いや、凄く面白かった。

物語のテンポが良くて、するすると読み進めてしまう。

続きが気になって仕方なくて、一気読みしてしまうんだけど、それが全然苦痛にならない。

ここからはネタバレなので、ダメな人は戻ってくださんせ。






















































シングルマザーの教師森口が、様々な都合上娘を学校に預けていた。そしてその娘はプールに転落して死亡してしまう。警察は溺死と判断するが、森口は娘は事故によって死んだのではない。自分が担当するクラスの生徒の中に犯人がいると春休み直前のホームルームで告白する。

森口の告白により、殺人を犯してしまったことが明らかになった2人の生徒の心の葛藤、2人以外の生徒の歪み、中学生らしい自己顕示欲と複雑な家庭環境における愛情飢餓。それらが引き起こす一連の悲劇。そして、衝撃の結末。

文字通り目が離せなかった。次々と明かされる事実や様々な心理描写。そのどれもが「実際にありそう」で生々しい。

この小説内では、殺人、つまり人を殺めることをテーマにしている。

娘を殺された森口

森口の娘を殺そうとした修哉

実際に手にかけた直樹

息子の罪に耐え切れず息子を殺そうとした直樹の母親

新任した担任を毒殺しようとした美月

母親への思いを侮辱した美月を殺した修哉

そしてその修哉に母親を殺させた森口


どの人物もどの行為もどの結果も、本当に実際にありそうなのだ。特に生徒の心理描写は思春期の少年少女にありがちな自己顕示欲や自己承認欲求、他人への責任転嫁、非日常に対するおっかなびっくりの強い好奇心、大人に対する身勝手な愛情の要求などなど、本当に生々しく、リアリティを感じさせる。

結局罪のない人間など一人もおらず、善良そうな人間ほど総じてクズという・・・。まあ、現実の世界でもそんな感じだけど・・・。

最後の展開はただただ驚愕の一言。

実際に読んでみてはいかがでしょうか。

・・・・映画DVD借りようかなあ・・・。



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違った視点からのゴジラ映画


『「ゴジラ」とわが映画人生』

本多猪四郎 
ワニブックス【PLUS】新書
約267P


凄く新鮮だった。

私は今まで特撮側の視点のドキュメンタリー本しか読んでなかったから、本編側の視点というのはこんなに違うのかと驚いた。

さて、本多氏についてはこちら↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%A4%9A%E7%8C%AA%E5%9B%9B%E9%83%8E



略歴については上記のが詳しく分かりやすいので省略。

本多氏の人間性というか、物事のとらえ方が凄く柔軟で誠実でだからこそあの名作が生まれたんだと凄く説得力があった。

「空の大怪獣 ラドン」(1956)での本編のドキュメンタリーな表現や「地球防衛軍」(1957)のミステリアンと人類の対立は、本多氏の「生きている人間をどのように描くか」という善悪を超越したこだわり・感性が色濃く表現されていると思う。

特に「地球防衛軍」のミステリアンを単なる「侵略者=悪」という固定観念をもって扱うことをせずに、ミステリアンにも地球に侵略せざるを得ない理由があって、でも人間だって自分たちの脅威になる存在が自分たちの土地にいてもらっては困る。どちらが善悪という二次元論で片付けることをせずに、どちらの側にも感情移入の余地を残したのは素晴らしい。

氏の発言で一番印象に残っているのは「決して憎しみ合っての対立じゃなくて、それぞれが一生懸命やっているのに、どうしてもぶつかるものが出てくるという、この人間の悲しさみたいなものね。」という言葉だが、これも上記に上げたミステリアンと人類の対立や「ゴジラ」(1954)での芹沢博士の苦悩にもよく表されている。

それと、「ゴジラ」(1954)や「ガス人間第1号」(1960)「フランケンシュタインの怪物対地底怪獣」(1965)にみられる『科学』というものに対する姿勢がとても真摯で誠実だと感じた。科学の有用性とそれに付随する危うさを常に考えて作品を作っていらっしゃったのだと本書を読んで改めて感じた。










なんかもう、無理。固い文章無理。あれだけでも無理。ごめんね。

私的にこれはって思ったのがね。本多氏の「もっとも純粋に二人が愛し合ったときには、一番幸福なときにこそ、それこそセックスも何も全部集約してね。その絶頂の喜びの中で命が絶えるということは、それこそ恋愛の極致であるというね。」という言葉に酷く感銘というか共感を感じたのですよ。

でもこれってヤンデレ(ry

あと、柔軟性だけでなく共感能力も高い。登場人物の気持ちを常に考えてるっていうのもそうだし、円谷氏や黒澤氏と意志疎通して映画作れるってのもそうだと思うんだ。


まあなんにせよ。他の映画も観なければ。

特撮は無形文化遺産にすべき


「特撮 円谷組~ゴジラと、東宝特撮にかけた青春~」

東宝ゴジラ会 著
洋泉社 
約291p


読み終わったですんwwww


この本は円谷英二が存命だったころ同じ現場で特撮の仕事に携わっていた人たちの対談インタビューを編集したものだよ。

後に円谷英二を継いで特技監督になった川北紘一と中野昭慶をはじめとした多くの当時のスタッフが語る当時の状況は特撮好きなら必読と言ってもいい。

撮影所の話や作品の話ももちろんのこと、特におおきな読みどころはスタッフたちが語る「円谷英二という人物について」。

円谷英二は、特技監督であり、発明家でもある。特許をたくさん持っていて、その中の製品が商品化されたこともあるらしい。その豊富なアイデアが特撮の新しい手法に活かされた。それと同時に、円谷英二はスタッフに無理難題を要求することが多々あり、そのたびにスタッフは頭をひねって驚くような手法で円谷英二の希望を叶えた。穏やかな人柄でスタッフたちに気さくに接する一方、撮影に関しては譲らずに厳しく叱咤したこともあったという。茶目っ気もあり、人を驚かすのが大好きだったとか。その人柄からスタッフたちに「オヤジ」と親しみをこめて呼ばれた。

円谷組の元で働くスタッフたちは一人一人がプロフェッショナル。「非日常をいかに自然に作り上げるか」という命題に全力で取り組み続けた人たち。今では考えられない技術や並みの人間ではできない発想が詰まっていて、今は無き技術が本当に惜しまれる。

今のデジタルでの加工では表現しきれない特殊技術、今の世の中にぜひ復活して欲しいところ。

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プロフィール

オティーク

Author:オティーク
初めまして。オティークと申します。

ボーダーのなりそこない系メンヘラ屑女です。
ついでにネット中毒

実は結婚してたり。
まあ、おんぶにだっこのごみくずですが・・・・orz

これだけでは何なので、もっさりと自己紹介でも

好きな食べ物・・・・・スープ系の食べ物が大好きです。tkスープ系なら何でも。あとはおつまみ系・お漬物・魚卵等々。麺類も好き。そして果物。

嫌いな食べ物・・・・あんま好き嫌いはしないけど、強いて言うなればしめさばみたいな酢のにおいがきつい奴かな・・・。めかぶは食感が嫌い。

好きな飲み物・・・紅茶(フレーバーティーとかって美味しいよね)・炭酸水

好きな生き物・・・・ぬこ!ぬこおおおおおおおお!11

趣味・・・・ネットサーフィン・読書・特撮・DVD鑑賞・タロット占い・ゲーム・寝ること・食べること(ピザ並感)

好きな本・・・・夢十夜、ドグラマグラ、レベル7、オジいサン、ルポ・ドキュメンタリー系 等々浅く狭く

好きな漫画・・・なるたる・ねじ式・寄生獣・むこうぶち・ASTRAY

好きな映画等・・・ヤン・シュバンクマイエル全般・ウルトラQ・初代ウルトラマン・ゴジラシリーズ全般

好きなゲーム・・・・大神・キラー7・キングダムハーツ・スカイリム・テトリス・WoT

良く聞く音楽・・・・ゲーム曲・JAZZ・特撮BGM等

補足・・・どうしようもないゴミ屑です。構ってくれるときっとうれしいです。

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