2013-05

※注意書き※

このブログはオティークが好き勝手にいろいろなことを書いていくブログです。 ブログ内には鬱っぽかったりわがままでイライラする内容がてんこ盛りです。 タイトルとカテゴリに小説と入っているものは夢小説なのでご注意ください。 著作権はオティークにあります。夢小説は大変痛々しい内容となっております。 カテゴリ「小説」「読書」「ゲーム」「DVD」はもろネタバレです。ご注意ください。 読んだ上での苦情は受け付けません。しかし誤字脱字等の指摘は歓迎いたします。 注意書きはオティークの判断で加筆修正される場合があります。 2012.2.09

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一冊ずつ書いとけば良かった・・・・・


と、思いつつもいつも先延ばししてしまうんだよなあ・・・orz


「女神」

三島由紀夫 著
新潮文庫
約281p

 「女は美人じゃないと何の価値もないよね」という超絶自己中心的な屑男が妻の心を壊して、娘を不幸にする話です。ええ。
 この屑男は品が良いだけで言ってることは某巨大掲示板で喚いている童貞どもとなんの代わりもない。要は「ぼくの考えた一番美しい女」意外は認めない。っていうことだからぬ。
 まあ、これで平凡な男だったら妥協してそこそこの女と付き合うか、それか2次元の世界に飛び立って行かざるを得ないのだろうけど、この屑男はなまじっか社会的地位と教養と財産が人よりずっと優れていたから、自分の望むような容姿の妻を娶ることが出来たわけで、それが悲劇を生み出してしまった訳で。
 自分の良いように作り上げて美しくあること以外は無価値と刷り込み続けた妻が空襲のせいで顔に大やけどを負い醜くなってしまい絶望するも、妻によく似た美貌をもつ自分の娘をまたそのように育てようとするというどうしようもない屑。大体娘のことは(自分作の芸術品として)愛していたというわりにはまともに娘の相談もきいてやらないという・・・・。救いようがねえ・・・・・。しかも子供を欲しがる妻に「体の線が崩れるから駄目」とかいう畜生っぷり。なお妻が30過ぎたときに見た目が老い始めたから子供を作った模様。まさにぐう畜。
 なんというか、屑男は作者本人の美意識というか美的センスをそっくり受け継いだようなキャラだからかもしれないけど、屑男の裏側に作者のドヤ顔というか恍惚の表情が見え隠れして微妙に気持ち悪い。
 おそろしいほどにナルシストじゃないと書けない作品だと思う。うん


「夜行観覧車」

湊かなえ
双葉文庫
約372p

 そこそこ長い割にはさっくりと読めた1冊。tkこの作者の作品はみんなそんな感じがするけど。
 高級住宅街の一番幸せだろう家で起きた殺人事件。その家の向かいに住む機能不全家族。その隣のお節介な野次馬ババア。事件の動機と真相をその3つの家族の視点で解き明かしていく。というお話です。
 色々書くとネタバレになるから自重するけれども、なんというか、動機も真相もえらく引っ張った割にはたいしたことないというか「ふーん」という感じ。どちらかというとそこに至るまでの人間ドラマのどろどろが凄くて、作者はこういう昼ドラも真っ青のどろどろした人間の内面を書いていたいんじゃないかと思ってしまうw
 とくに向かいの家族はどうしようもない家族で、家に固執して家族という形の根本部分が見えなくなっている母親と家族に向き合おうともしない役立たずのATM父親と中二病まっさかりとりあえず私は悪くねえ!くそババア(母親のこと)なんか死んじまえ!なDQN娘の三人で構成されている。もうどうしようもない。
 この作者の書く人物はとてもリアリティがあって実際にいてもおかしくないほどなのだけれど、今作は特にそれが際立っていると思う。どろどろが読みたい方はぜひ。


「村上春樹全作品 1979〜1989 2 羊をめぐる冒険」

村上春樹 著
講談社
約376p

 私はあまりこの作者が好きではないのだけれど、たまに読みたくなってしまうwwwwwなんというマゾwwwwwwww
 内容は・・・・なんというか・・・・まあ、この作者のいつもの通り、といえばいいだろうか。
 自称平凡な主人公、魅力的なガールフレンド、別れた妻、変わり者の友人達。うん。いつも通りの村上春樹的な作品だと思う。
 お話自体は奇怪にして意味不明だった。そもそも「羊」とはなんだったのかとか「羊男」の正体はなんなんだとか「鼠」は死んだのになんで主人公と喋ってるんだ。とか。全てがなんの前触れもなく提示され、不明瞭なまま登場人物達が勝手に納得するので読み手としてはわけが分からん。まあ、私の読解力がないせいかもしれないが。
 この話が不明瞭なのは、主人公の感情表現が乏しいというところにもあるのじゃないかと思う。これはこの作品だけじゃなくて、村上春樹作品全体にいえることなのだけれど、主人公の感情表現が一般論を越えては発露しないという特徴?のようなものがある。作者が意図してそうかいてるのかもしれないけど、そのせいで物語は曇りガラスを通したように不明瞭になってしまう。いつも表面の上澄みだけを眺めているような・・・その下になにかありそうなのにはっきりとは見えない、そういうもやもやした印象をいつもこの作者の作品からは受ける。
 

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忘れないうちに


記憶に残っているうちに書いてしまおうと思ったけど、もう何か月前に読みはじめたんだっけ・・・・・


『ラヴクラフト全集 5 』

H.P.ラヴクラフト 著
大瀧啓裕 約
創元推理文庫
約309p


やっと5巻目・・・・・。
内容は面白いのだけど翻訳のせいか地の文章がアレなせいか非常に読みにくいことこの上ない・・・・・・

5巻目はあの有名な「死体蘇生者ハーバード・ウェスト」「ダニッチの怪」等8編が収録されている。

どれもおぞましく震えるほど面白い作品だけれども、なかでも「ニャルラトホテプ」と「ダニッチの怪」が私的にはオヌヌメ。

「ニャルラトホテプ」はラヴクラフト自身が夢うつつの状態で書き上げた作品だからか、数ある彼の作品のなかで一番幻想的というかリアルに現実離れしている。

ドリームランド系の作品も現実離れしてるけど、そういうのとは違って、なんというか・・・・上手く説明できないけれど妙な生々しさがあるというか。

ほんの数ページだけれどもとても濃い作品。

「ダニッチの怪」は大勢の人が神話的恐怖を目の当たりにしたという意味でとても興味深い作品。
 
物語の中核を成す異形の少年、その正体に驚愕。

さらに物語後半に解き放たれる圧倒的な存在に恐怖する。

ラヴクラフトの作品はほとんど事件が有耶無耶になってしまうケースが多いのだけれど、この作品はスケールが大きくて半分公式みたいになってしまっているのが面白い。



『ラヴクラフト全集 6 』

H.P.ラヴクラフト 著
大瀧啓裕 約
創元推理文庫
約330p


6巻はファンタジー要素が強め。

作者の分身のランドルフ・カーターを主人公にした作品群と彼が旅をする夢の世界「ドリームランド」にまつわる作品の全9編から成る。

この6巻は全てお話が時系列はバラバラとはいえ密接に関係がある。だから別々の作品かなと思って読んでいると前の作品とリンクするところがひょいと出てきたりして楽しい。

クトゥルフ神話の名台詞「莫迦め、ウォーランは死んだわ。」はこの巻に収録されている「ランドルフ・カーターの陳述」が元ネタだったりする。冷たくじっとりとした墓地での不可解で恐ろしく悍ましい体験はフィクションだと分かっていても背筋が凍る。

そしてラヴクラフトの作品では異色の冒険小説「未知なるカダスを夢に求めて」はドリームランドの描写もさることながら伏線の回収も見事だし、はらはらどきどきさせられるし、ラストはほんのり感動するしで、私的には5本の指に入るほどに名作。

そして猫が可愛いし最強すぐるw







さて、続きをよみますのでこれで。

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プロフィール

オティーク

Author:オティーク
初めまして。オティークと申します。

ボーダーのなりそこない系メンヘラ屑女です。
ついでにネット中毒

実は結婚してたり。
まあ、おんぶにだっこのごみくずですが・・・・orz

これだけでは何なので、もっさりと自己紹介でも

好きな食べ物・・・・・スープ系の食べ物が大好きです。tkスープ系なら何でも。あとはおつまみ系・お漬物・魚卵等々。麺類も好き。そして果物。

嫌いな食べ物・・・・あんま好き嫌いはしないけど、強いて言うなればしめさばみたいな酢のにおいがきつい奴かな・・・。めかぶは食感が嫌い。

好きな飲み物・・・紅茶(フレーバーティーとかって美味しいよね)・炭酸水

好きな生き物・・・・ぬこ!ぬこおおおおおおおお!11

趣味・・・・ネットサーフィン・読書・特撮・DVD鑑賞・タロット占い・ゲーム・寝ること・食べること(ピザ並感)

好きな本・・・・夢十夜、ドグラマグラ、レベル7、オジいサン、ルポ・ドキュメンタリー系 等々浅く狭く

好きな漫画・・・なるたる・ねじ式・寄生獣・むこうぶち・ASTRAY

好きな映画等・・・ヤン・シュバンクマイエル全般・ウルトラQ・初代ウルトラマン・ゴジラシリーズ全般

好きなゲーム・・・・大神・キラー7・キングダムハーツ・スカイリム・テトリス・WoT

良く聞く音楽・・・・ゲーム曲・JAZZ・特撮BGM等

補足・・・どうしようもないゴミ屑です。構ってくれるときっとうれしいです。

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