2017-05

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このブログはオティークが好き勝手にいろいろなことを書いていくブログです。 ブログ内には鬱っぽかったりわがままでイライラする内容がてんこ盛りです。 タイトルとカテゴリに小説と入っているものは夢小説なのでご注意ください。 著作権はオティークにあります。夢小説は大変痛々しい内容となっております。 カテゴリ「小説」「読書」「ゲーム」「DVD」はもろネタバレです。ご注意ください。 読んだ上での苦情は受け付けません。しかし誤字脱字等の指摘は歓迎いたします。 注意書きはオティークの判断で加筆修正される場合があります。 2012.2.09

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狂王を継ぐもの(小説)

デイドラクエ「狂乱」後。ねつ造



「・・・・・いつになったら帰してもらえるんですか。」

虚ろな風景。偽りの物事。

私は狂王ペラギウス・・・つまり死人の心の中にいた。

もうどのくらいの時間が経っただろう。

ペラギウスの心を治療すれば帰してもらえると聞いて言われたとおりにことを運び、無事にペラギウスを真人間に戻した。

本来ならもう帰してもらっても良いはずだった。

しかし目の前の男・・・・デイドラの王子シェオゴラスはそれを許してはくれない。


「いつ?いつだろうなあ?!おかしくなったデイドラの王子には時間の観念なんてとうにないぞ。」

「なっ・・・!!それじゃあ帰してくれるってのは嘘だったんですか!!」

「言っただろう?私は狂気を司るデイドラの王子。気が変わるのも早い、と。」

「くっ・・・・・!!」

ぎりっと歯ぎしりする私を面白いものを見るようにシェオゴラスは目を細める。


「私はお前さんの心に興味を持ったんだ。安心しろ、ここにいる限り死にはしない。永遠の時を生きられるぞ。」

と心底楽しそうにくつくつと笑った。

「私はほかにやるべきことがあるんです!こんなところにいる暇なんてない!!」

「なにをするんだ。人助けか?英雄になることか?そんなくだらんことをしてなにが楽しいのだ。」

かっと頭に血が上った。今までの自分を全否定された気分になった。

「私はドラゴンボーンだから、私がドラゴンを倒さないと・・・・」

「そして、人殺しもしないとな。」

ぎくり、心臓がきしむ。

「な、なにを・・・・」

「私に隠し事は不可能だぞ、小さき友よ。お前さんが殺したのはなにも山賊や敵兵ばかりじゃない。そうだ・・・・最初は孤児院のばあさんだったな。」

その瞬間をまざまざと思い出す。

震える手、周りに聞こえそうなほどの鼓動、握りしめた柄の感触、冷たい剣の切っ先、目の前に眠る老婆。

振りかぶり、首に剣を突き立てる。声が出ないように。ぬらぬらした紅い液体。冷たくなった老婆。

手が震える。あのときと同じように。

違う・・・・違う・・・・あの時は・・・・

声が出ない。のどはカラカラに乾いている。

畳み掛けるように朗々とシェオゴラスは語る。

「違う?そんなことはない。その証拠にお前さんはそのあとも殺した。何人も、何人も。」


「違う!!!!仕方なかった・・・・あの時は・・・・あの時も・・・・・やらなきゃ、私が殺されてたもの。最初の時は、断りきれなかった。それに、あの孤児院のは・・・自業自得だわ。」

血を吐くように、思いをぶつける。

自分の中の、何かを認めたくなかった。

そうだ、仕方なかった。あの時も、その次も。

いつも断れない自分がいた。

だから言われるままに頼まれるままに行動した。

結果としてそれが人助けになったり、犯罪になったりした。

私にとっては、その程度の差異しかなかった。

「仕方ない?自業自得?違うな。お前さんは心の底から楽しんでいたのさ。人を殺め、法を犯すスリルと快感を。」

周りを見てみろ。シェオゴラスが促す。

周囲の風景は先ほどとは全く違っていた。

真っ白な壁。あちこちに付着した血液。さっきは屋外だったのに、今は屋内になっている。

左右前に一枚ずつ扉がある。

薄ら寒い、さっき以上に虚ろな景色。

「これは・・・・?」

「これはお前さんの心の中さ。さあ、見て回ろう。」

私の答えを聞かず、シェオゴラスは左の扉を開けた。

左の扉をくぐると、そこは豪華な装飾が施された部屋だった。

宝箱からはたくさんの宝物であふれかえっており、壁には豪華な剣や斧が飾られている。

「ふむ。この部屋はお前さんの英雄としての一面だな。山賊を倒し、敵兵を倒し、ドラゴンを倒し、町の皆の善良な頼みごとをそつなくこなす・・・・・ふん、つまらんな。」

こんなつまらんところは退屈だ!!!とかなんとか喚き散らしながらシェオゴラスは出て行ってしまった。


中央の部屋は薄暗く、私自身がぽつんと地べたに壁に寄りかかって座っていた。

その四肢からは糸がつながっていて、まるでマリオネットのようだった。

「なるほどな。頼まれごとを断れないのは、自立心の低さからきておるのだな。なにかを自分で決めたり、自分で責任をとる覚悟にいささかかけているようだ。」

そして右の扉に入った。

そこは荒廃していて、あちこちに冷たくなった死体が転がっていた。

私によく似た誰かがひたすら人形の首を切り落としている。

「ここは少しは面白いな。さしずめ罪人としての一面だろう。物言わぬ人形を殺めているのは罪の発覚を恐れているのに他ならない。逆に言えば物言わぬのなら殺しても構わないと考えている。」

言い返したかったが、何も言えなかった。

あまりにもしっくりきすぎているせいで。

見たくなかった。嘘だと叫びたかった。

いつも自分に言い訳していた。

自分は断れないから仕方なかったのだと。

「うん?笑っているな?そうか、人を殺すのがそんなに楽しいのか!!!!これは傑作だ!!!!!」

やめて

「こう見るといつもお前がどんなふうに人殺ししてきたかが良く分かる・・・。そうか、寝首をかくのが好きなんだなっ!!!!」

「やめて!」

認めたくなかった、自分が殺しを楽しんでるなんて。

自分は仕方なく嫌々やっているのだと、そう思い込もうとした。

そうしないと、壊れてしまいそうだった。

ニタリ

シェオゴラスが意味深な笑みを浮かべる。

「そうだ。元の世界に帰してやろう。ただし・・・・」

「今度は私自身の病を治せって?」

「まさか、こんな逸材、治すのなんてもったいない。狂気の度合いがペラギウス以上なのに、何が悲しくて治療なんかしなきゃならないのだ。それに、治療でどうにかできるもんじゃないよ。」

シェオゴラスは私に秘宝「ワバジャック」を投げてよこした。

「それをもって旅をしろ。私はそこから見ている。第二の狂王が出来上がる様をな。」

目の前が一瞬暗くなり、気が付くとペラギウスの羽に居た。

右手にはワバジャックが握られている。どうやら夢ではなかったようだ。

手が震えているのに気づく。

その震えは恐怖かまたは大いなる喜びの産物なのか・・・・

私にはまだ分からなかった。









追記

あい。長くてすみません。

やっぱ詰め込みすぎたかなあ・・・・

シェオゴラス×主人公です。わかりにくいけど。

シェオゴラスさんはデイドラのなかで一番好きです。わけわかんなくて。

一応主人公の心象風景は原作っぽい雰囲気で書いてみました。

失われた無垢~闇の一党クエぐらいの時系列でせうか。



ペラギウスさんは悪夢に悩まされたり、母親からのろくでもない教育だったり、自信の喪失から狂って居るだけで根っこの部分は真人間です。多分。ゲームで本人と話していた時もそんな感じでしたし。

ひたすら主人公が最低な奴です。

英雄として活動する(メインクエとか同盟団とか)一方で、暗殺や盗み等の犯罪に手を染める(闇の一党・盗賊ギルド等)。

でも自分は真人間だと思い込みたいので、真人間じゃない部分・・・つまり犯罪歴などは、「断れなかったからしょうがない」と暗に依頼してきた相手に責任をなすりつけています。最低です。

その実、人殺しや犯罪行為をする時のスリルや快感を覚えており罪の意識が薄らいでいるのを本人は自覚していません。

しかし、自分自身は善良であるべきだとか考えてます。

一応、このキャラはゲーム中で私が実際に使っているキャラです。

やってることがどうも人間的に破綻してるよなあと思い、シェオゴラスさんと共演させてみました。

シェオゴラスさんは、常命の者(生きとし生けるものって意味らしい)の中でも特にいかれた人間が大好き。なので主人公のことも大好きというねつ造設定。


tkねつ造しまくり&本編で説明しきれなくてごめんなさいm(_ _)m


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Author:オティーク
初めまして。オティークと申します。

ボーダーのなりそこない系メンヘラ屑女です。
ついでにネット中毒

実は結婚してたり。
まあ、おんぶにだっこのごみくずですが・・・・orz

これだけでは何なので、もっさりと自己紹介でも

好きな食べ物・・・・・スープ系の食べ物が大好きです。tkスープ系なら何でも。あとはおつまみ系・お漬物・魚卵等々。麺類も好き。そして果物。

嫌いな食べ物・・・・あんま好き嫌いはしないけど、強いて言うなればしめさばみたいな酢のにおいがきつい奴かな・・・。めかぶは食感が嫌い。

好きな飲み物・・・紅茶(フレーバーティーとかって美味しいよね)・炭酸水

好きな生き物・・・・ぬこ!ぬこおおおおおおおお!11

趣味・・・・ネットサーフィン・読書・特撮・DVD鑑賞・タロット占い・ゲーム・寝ること・食べること(ピザ並感)

好きな本・・・・夢十夜、ドグラマグラ、レベル7、オジいサン、ルポ・ドキュメンタリー系 等々浅く狭く

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補足・・・どうしようもないゴミ屑です。構ってくれるときっとうれしいです。

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