2017-05

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このブログはオティークが好き勝手にいろいろなことを書いていくブログです。 ブログ内には鬱っぽかったりわがままでイライラする内容がてんこ盛りです。 タイトルとカテゴリに小説と入っているものは夢小説なのでご注意ください。 著作権はオティークにあります。夢小説は大変痛々しい内容となっております。 カテゴリ「小説」「読書」「ゲーム」「DVD」はもろネタバレです。ご注意ください。 読んだ上での苦情は受け付けません。しかし誤字脱字等の指摘は歓迎いたします。 注意書きはオティークの判断で加筆修正される場合があります。 2012.2.09

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ひとつひとつ分割するほどの量じゃない


ので、一括で感想書きますん。

まあ、自分の頭が残念せいでろくな感想が思い浮かばないというのが正解だけれども。



例によってネタバレを含むので注意。









「とかげ」

吉本ばなな 著
新潮文庫
約167p


「ゆるやかな癒し」がテーマの短編集、らしい。

まあ、各作品の主人公たちは癒されてるけど、読者は多分癒されないと思ふ(主の勝手な偏見だけども)

今作品群もあいも変わらずスピリチュアルっぽい何かがそこはかとなく漂っていて、その辺がまた、吉本ばなならしい、なんていうか、やっぱり「メンヘラスイーツ()」という言葉が相応しい。

表題作である「とかげ」は主人公の恋人である「とかげ(仮名)」の過去の暗い秘密が彼女を蝕んでいて、それが主人公が許容し傍にいるということで徐々に癒しの兆しが・・・・という物語で、読み始めから中盤にかけての重苦しさから一転したさわやかな読後感があり、個人的にはお勧め。
しかし、「キムチの夢」は一変して、やはり「メンヘラスイーツ()」の本領発揮というべきか、不倫美化とそれに伴う「運命の直感」への絶対的な盲信っぷりに苛々させられる。おそらく自分が結婚している、というのも理由の一つではあるのだが、現実主義的な私にとって『「放っておいても私とこの人は一度は生活をともにするだろう」と普通に思っていた』というある種の直観めいたものをそれが確定事項のように信じて疑わないその姿勢も嫌だったし、主人公の女性が既婚者の男性と不倫をして寝取ったという客観的な事実があるにもかかわらず「そんな男に執着するのはやめなせい」と配偶者に言ってしまう無神経さと「流れはどんな人の力でも変えられない」とまるで自分の責任がまるでないかのような思考も私にとっては許しがたいものではあるわけで。

まあ、なんにせよ、不愉快な思いをすることがわかっていて読むなんてほんと自分乙



「星の王子さま」

サン=テグジュベリ 著
河野万里子 訳
新潮文庫
約143p

かなりの名作なのだけれど、なんとなく忌避していた作品。

多分、高校生の時に学校の課外授業でミュージカルを無理やり見せられたからだろうと思う。それがまたクソのようにつまらないし照明は暗かったので半分以上は寝ていた記憶がある。

さて、この作品のテーマ、もとい読者に伝えたいことというのはおそらく「いちばんたいせつなことは、目に見えない」という一文に込められているのだろう。

このテーマは主人公のもとに降り立った「星の王子さま(以下王子さま)」の言動および行動の根本になっている。

主人公は子供の心を持ち続けた飛行機乗りで、自分が幼少期に描いた絵を誰にも理解されずに、大人の社会に溶け込んでいく自分に対して違和感を抱き続けていた。そんで、砂漠に不時着したときに王子さまに出会い、子供の純真な心を取り戻していくという、そんな感じの話。

この作品では一貫して「子供の純真さ」を賛歌し「いちばんたいせつなこと」はその子供の純真さがなければ捉えることが出来ない、としている。

王子さまが地球に来るまでの間に旅をしてきた星々には不思議な大人たちがいた。その大人たちは現実の大人たちを皮肉的にデフォルメした姿であり、暗に作者の現実主義的な大人への軽蔑がうかがえる。そしてその奇異さを疑問に思い、軽蔑する王子さまこそが「作者の望む姿のこども像」の姿も浮き彫りになる。


文章自体はきらきらした宝石のような純粋な美しさを持ちつつも子供のころの原風景を閉じ込めたような懐かしさもあって心に響いてくる。そこは凄く評価したい。

「子供の純真さ」を賛歌するのは確かにすばらしいことかもしれない。しかし「子供の純真さ」を賛歌するためにそれと比べるように「現実主義的な大人」を軽蔑するのはいかがなものかと思う。

「現実主義的な大人」は「純真な子供」を現実的に保護している。この世界は王子さまのいうように子供の純真さだけで生きていけるほど楽でも安全でもないわけで。そして子供はいつまでも子供のままではいられないわけで。子供のままでは生きていくということすらできない訳で。その厳しく苛烈な「現実」のなかで必死にあがいてもがいて生きている大人をそこまでなぜ軽蔑するのかと。その一点が原因で、やはり私はこの作品を好きになれない。

あと2冊あるけど、疲れたからまた今度。
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オティーク

Author:オティーク
初めまして。オティークと申します。

ボーダーのなりそこない系メンヘラ屑女です。
ついでにネット中毒

実は結婚してたり。
まあ、おんぶにだっこのごみくずですが・・・・orz

これだけでは何なので、もっさりと自己紹介でも

好きな食べ物・・・・・スープ系の食べ物が大好きです。tkスープ系なら何でも。あとはおつまみ系・お漬物・魚卵等々。麺類も好き。そして果物。

嫌いな食べ物・・・・あんま好き嫌いはしないけど、強いて言うなればしめさばみたいな酢のにおいがきつい奴かな・・・。めかぶは食感が嫌い。

好きな飲み物・・・紅茶(フレーバーティーとかって美味しいよね)・炭酸水

好きな生き物・・・・ぬこ!ぬこおおおおおおおお!11

趣味・・・・ネットサーフィン・読書・特撮・DVD鑑賞・タロット占い・ゲーム・寝ること・食べること(ピザ並感)

好きな本・・・・夢十夜、ドグラマグラ、レベル7、オジいサン、ルポ・ドキュメンタリー系 等々浅く狭く

好きな漫画・・・なるたる・ねじ式・寄生獣・むこうぶち・ASTRAY

好きな映画等・・・ヤン・シュバンクマイエル全般・ウルトラQ・初代ウルトラマン・ゴジラシリーズ全般

好きなゲーム・・・・大神・キラー7・キングダムハーツ・スカイリム・テトリス・WoT

良く聞く音楽・・・・ゲーム曲・JAZZ・特撮BGM等

補足・・・どうしようもないゴミ屑です。構ってくれるときっとうれしいです。

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